USB充電器おすすめ比較|PD対応・急速充電器のW数で選ぶ失敗しない選び方

新しいスマホに機種変更したり、ノートPCを買い替えたりしたタイミングで、地味に悩むのが充電器選びです。付属の充電器がなかったり、あっても出力が控えめだったりして、「結局どれを買えばいいのか分からない」という状態になった経験、ありませんか。家電量販店の充電器コーナーに行くと、似たような黒い箱がずらっと並んでいて、W数もポート数も規格名もバラバラ。パッケージの説明を読んでも正直よく分からない、という声はよく聞きます。

この記事では、実際に自分で使っているBelkinの充電器を軸にしながら、Ankerの定番モデル2機種も含めて比較していきます。スペックの見方だけでなく、実際に使ってみて感じた「ちょっと惜しいところ」も正直に書いていきます。

この記事が向いていない人

先に言っておくと、今使っている純正充電器で困っていない人には、この記事はあまり役に立たないかもしれません。iPhoneやAndroid端末に付属している純正の充電器は、そのメーカーの端末との相性がいちばん取れているケースが多く、無理に買い替える理由は薄いです。「今のままで充電速度も特に不満ない」という方は、ここで読むのをやめても大丈夫です。

逆に、複数の端末を同時に充電したい、旅行や出張で荷物を減らしたい、ノートPCとスマホを1つの充電器でまかないたい、といった悩みがある方には、続きが参考になるはずです。

選ぶときに見るべき3つの基準

充電器選びで迷ったら、まずはこの3つだけ見れば大体の方向性は決まります。

1つ目は出力W数です。 スマホだけなら20W前後で十分ですが、MacBook Airのようなノートパソコンを急速充電したい場合は45W以上、機種によっては65W前後あると安心です。W数が高いほど万能ですが、その分サイズや重さが増える傾向があるので、そこはトレードオフだと考えておいてください。

2つ目はポート数です。 1ポートのものはコンパクトで持ち運びやすい反面、同時に2台以上充電したいときには物足りなさを感じます。逆にポート数が多いモデルは便利ですが、本体サイズが大きくなりがちで、複数端末を同時に挿すと1ポートあたりの出力が下がる製品もあるので、そこは仕様表を確認しておいたほうがいいです。

3つ目は対応規格です。 PD(Power Delivery)はiPhoneやMacBookなど幅広い機器に対応しやすく、QC(Quick Charge)は主にAndroid系で見かける規格です。最近のスマホやノートPCはPD対応が主流になっているので、迷ったらPD対応かどうかをまずチェックするのがおすすめです。

比較表

項目 Belkin CubicCharger 67W Anker PowerPort Atom PD 1 Anker PowerPort+ 5
最大出力 67W 30W 60W(USB-Cポート)
ポート数 2(USB-C×2) 1(USB-C×1) 5(USB-C×1、USB-A×4)
対応規格 PD、PPS PD PD
素材・技術 GaN採用 GaN採用 非GaN(従来型)
プラグ形状 折りたたみ式 折りたたみ式 非折りたたみ
想定用途 スマホ+ノートPC同時充電、旅行 スマホ単体の急速充電、携帯用 複数端末の同時充電、デスク据え置き

サイズや重量はメーカー公表値をもとにした目安なので、購入前には販売ページの最新情報も合わせて確認してもらえればと思います。

商品ごとの解説

Belkin CubicCharger 67W 2ポート

これが今回自分で実際に使っているモデルです。名前の通りサイコロのような立方体型で、手のひらに収まるサイズながら67Wという出力を出せるのが特徴です。GaN(窒化ガリウム)採用で発熱を抑えつつ小型化しているのに加えて、ZSP技術という独自の仕組みで待機時の消費電力をほぼゼロに抑えている点が地味にありがたいところです。自宅でコンセントに挿しっぱなしにする使い方でも気にせず放置できます。

実際に使ってみると、MacBook AirとiPhoneを同時に充電しても十分な速度が出ていて、出張のときはこれ1つでノートPCとスマホの充電器を兼ねられるので荷物が減りました。折りたたみプラグなのでカバンの中で他の物を傷つけにくいのも地味に助かっています。

ただ、正直に言うと厚みはそれなりにあります。薄型のACアダプターに慣れている人だと「思ったよりごろっとしてる」と感じるかもしれません。また2ポートなので、3台以上を同時に充電したい人には物足りないです。

向いている人:スマホとノートPCを1つの充電器でまかないたい人、旅行や出張で荷物を減らしたい人、コンセントに挿しっぱなしでも電気代や環境面が少し気になる人 向いていない人:3台以上を同時に充電したい人、とにかく薄さ・軽さを最優先したい人

Anker PowerPort Atom PD 1

こちらは自分でも使ったことがあるモデルで、30W・1ポートというシンプルな構成の充電器です。GaN採用で、この出力帯にしてはかなり小型な部類に入ります。スマホの急速充電だけを目的にするなら、正直これで十分と感じる場面が多いです。ポーチに入れても存在感がなく、旅行の荷物を少しでも減らしたいときに重宝しました。

ただし、ノートPCの充電には出力がやや心もとないです。MacBook Airクラスでも充電はできますが、フル稼働しながらの充電だと減りに追いつかない場面もあり、あくまで「スマホ用」と割り切ったほうが使いやすいと感じます。ポートが1つしかないので、複数端末を同時に充電したい人には向きません。

向いている人:スマホ用の予備・サブ充電器が欲しい人、とにかく小さくて軽いものを探している人 向いていない人:ノートPCをメインで充電したい人、複数端末を同時に充電したい人

Anker PowerPort+ 5 USB-C Power Delivery

5ポート(USB-C×1、USB-A×4)というボリューム感が特徴のモデルです。家族で複数のスマホやタブレットを同時に充電したい家庭や、デスク周りに充電ステーションを作りたい人に向いている構成になっています。PD対応のUSB-Cポートが1つあるので、そこにスマホやノートPCを挿せば急速充電に対応できます。

一方で、5ポートすべてを同時に使うと、USB-Cポート以外は出力が控えめになる仕様なので、「全部のポートで急速充電できる」というわけではない点は理解しておく必要があります。またGaN非採用のモデルのため、同じような出力帯のGaN充電器と比べるとサイズは大きめで、持ち運びにはあまり向きません。据え置き用として考えるのが現実的です。

向いている人:複数の端末をまとめて充電したい人、デスクや玄関に充電ステーションを作りたい人 向いていない人:持ち運び用にコンパクトな充電器を探している人、すべてのポートで高速充電したい人

レビューで多かった不満と、その対処

Belkinの67Wモデルについては、待機電力ゼロという点やコンパクトさを評価する声が目立つ一方で、他社の同クラス出力の充電器と並べると「思ったより厚みがある」という指摘も見かけます。実際に手元の充電器と並べてみると、消費電力が近いモデル同士でも高さや厚みには差があり、カバンのポケットに入れる際に引っかかりを感じることもあるようです。対処法としては、カバンの外ポケットなど厚みに余裕のある収納場所を使う、あるいは折りたたみプラグの向きを工夫して収納するといった工夫が挙げられます。

Ankerの2機種については、一般的な傾向として、高出力ポートを長時間使い続けると本体がやや熱を持ちやすいという声や、ポート数が多いモデルほど本体サイズが大きくなり携帯性が犠牲になるという声が見られます。発熱が気になる場合は風通しの良い場所に置く、複数ポートを同時に使う際は必要以上に高出力な機器を挿しっぱなしにしないといった対処が現実的です。

状況別のおすすめ

スマホとノートPCを1台の充電器でまかないたい、旅行や出張が多い人にはBelkin CubicCharger 67Wが候補になります。

スマホの急速充電だけをコンパクトに済ませたいならAnker PowerPort Atom PD 1、家族や複数端末をまとめて充電したい据え置き用途ならAnker PowerPort+ 5が向いています。

買ったあと、最初にやること

充電器が届いたら、まずは自分の持っているケーブルがPD対応かどうかを確認してください。充電器自体がPD対応でも、ケーブルが非対応だと本来の速度が出ないことがあります。次に、実際に普段使っている端末を接続して、充電画面の表示やアプリの電池情報で充電速度をざっと確認しておくと安心です。最後に、コンセントに挿しっぱなしにする予定がある場合は、プラグの向きやコードの取り回しを確認して、家具の裏など熱がこもりにくい場所に設置しておくと、長く付き合いやすいと思います。

※ 価格や仕様は変更されることがあります。最新の情報はAmazonの商品ページでご確認ください。

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どれもいますぐ決めなくて大丈夫です。困ったときに読み返してもらえたら十分です。